常識とは常ならず

ザ・ゴール エリヤフ・ゴールドラット著

本国アメリカで発刊されたのが1985年との事ですので、
今から40年も前の事なんですね。日本ではその15年後に翻訳されて
発刊されたそうなので、それでも随分と時間が経過しています。
それでも現在も漫画化されたりと売れ続けているのは凄いですね。

それにしても分厚い本で、いまやノートPCよりも重たい・・
辞書を持ち運んでいるかのような本です。

ただ内容は、本題とは正直関係のない夫婦の揉め事が200ページくらい
書かれているので、そこはいらないんじゃないかと・・・。
(賛否別れるのでしょうが)

工場と企業の再生をテーマにした内容ですが、前提となる「人」には
恵まれている状況で主人公は、本当に助かっているよな~というのが
私の感想でした。
本書の中で、主人公が話す言葉でさらっと出てくるマーク・トウェインの言葉

「常識とは常ならず」

に本当にそうだよな~と、本題とは違う部分で共感した次第です。