目には見えないから

男の引き際 黒井克行著

タイトルは、「男の」となっていますが発行が今から20年前であり、
取り上げている事例が男性ばかりなので、今どきではありませんが、
誰にでもいつかは訪れる「引き際」について昭和の著名人を事例に
紹介した本です。

引き際=辞め時、辞め方、状況、望むと望まざるとに関わらず
様々な要因が絡んで来ますが、本書では、
・完全燃焼
・哲学
・転身
・けじめ
・惜しまれて
・挑戦
・晩節
をキーワードにして書かれています。

一人ひとり大切にしている価値観が違うので、自分が納得できる
「引き際」は、この価値観とのズレが無いという事が重要なのでは
ないでしょうか。

自分の価値観とは違う引き際や辞め方になってしまった時
人は、後悔を人生の最後まで引きずってしまうのかもしれませんね。

見えないから判断を誤る。いや見えたとしたら余計に迷う(笑)
でもコーチングで鮮明になるとしたら?