女性が持つ12の悪癖とは
コーチングの神様が教える「できる女」の法則
サリー・ヘルゲセン&マーシャル・ゴールドスミス 著
日本経済新聞出版社
コーチングの神様、マーシャルさんの最新本だと思います。
と言いつつ初版は2019年なのですが。
前作の「できる人」の法則では、あらゆる人にある20の悪癖について
書かれていましたが、本書は女性特有の12の悪癖について書かれています。
ちなみになんですが、訳者はこれまでと同じ斎藤聖美さんなんですが
なぜか本作は伝わりにくく、なかなか頭に入ってこなくて2回連続で
繰り返して読んでしまいました。
さて、女性特有の12の悪い癖とは言いつつも、私にも当てはまるものが
何個もありました。
私はどちらかというと内向型の脳なので、そうそう、それあるよね、
と共感してしまう事が多かったです。
例えば、自分がちゃんと仕事をしていれば、わざわざ成果を宣伝しなくても
見ている人はちゃんと見てくれているはず・・・など。
でもこれって、自分だけがそう考えているだけで、実際のところは誰にも
わからないということです。
「ジョハリの窓」ですね。しっかりと実績をアピールすることも必要ですし、
アピールすることが美徳感に合わないと二者択一の思考でいることも良くありません。
それと作者がピーター・ドラッカーと働いていた当時のエピソードも
ほんの少しですが、あったりして、生きているドラッカーの事を伝えている
のも珍しいなと思ったりして面白いです。
この本は、先日参加した銀座コーチングスクール丸の内校の大石コーチ主催の
読書会でも紹介させて頂きましたが『自己基盤』をつくるのにも参考になるかと思います。