credentialing examが難しい理由
国際コーチング連盟の認定試験の最後の関門・筆記試験(web試験)
credentialing examがなぜ難しいのか?
最近では、ICFも英語圏以外での合格者を増やすためか、
母国語を英語としない国での試験時間を30分延長したり、
パイロット試験を行い、試験自体の改定に努力されているようです。
ただそれでも、難しさの根本原因は変わらないかと思われます。
ではなぜなのか?について私なりの考察です。
それは、正解があって正解が無い。雲を掴むような試験だからでしょう。
(いや、もちろん正解はあるのですが)
それは正答の公表がないから、正確な答えがわからないというような
表面的なことではなく、コーチ(受験者)によって正解(と考える)が
異なる。または複数ある。と思えてしまうからではないでしょうか。
つまり原因は受験者側にあると言うことです。
例えば、
BESTと思える選択肢が2つある。(ように思える)
WORSTと思える選択肢が絞りこめない。(ように思ってしまう)
なぜ?こんな状況が起きるのでしょうか?
それは、コーチとしての貴方の考え方とICFの考え方に違いがあるからです。
どちらが正しいとか、間違っているとかではありません。
実際のコーチングの場面では、あなたの方が正しいかもしれません。
でも、この試験においては、正解はICFの考え方だという事。
ただそれだけです。
この事に気づかないと、何回も受験を繰り返すはめになります。
出題で、あるシチュエーションが示されて、その選択肢が示されますが
その時に、コーチとしての自分の経験や考え方を元に回答してはだめという事です。
これをやると確実に選択肢で迷ってしまい、正解を導き出せなくなります。
自分は、この選択肢がBESTだと思う。WORSTだと思う。
だってそう活動して来たから。はアウトです。
では何をやるかというと、「ICFが求める正解」を導き出すという事です。
そのために必要なのが、コアコンピテンシーとの照合になります。
コアコンピテンシーの2.4にこう書いてあったから、この選択肢が正解だ。
と判断することになります。
つまり自分の考えを一旦、捨てて、ICFの考えを受け入れる。
生き残るために自分という我を殺して、生を得るみたいな感じです。
なんだか仏教や武士道みたいな話ですね。
これができれば合格できます。
一旦、自分の考えを捨ててみましょう。
それ以外のテクニックも知りたい方は、ぜひ私の対策講座にも参加してみてね!(笑)