短気は損気
EQ こころの知能指数
ダニエル・ゴールマン 著
1996年に発刊されているので、すでに30年が経とうとしている本です。
この「EQ」という言葉がずいぶんと昔から私の頭から離れなくて
図書館に行くたびに、気になってはいたけど、読んでいなかった本でした。
みなさんの周りにも、こんな人いませんか?
・学歴は高い、頭の回転は速いのに、すぐ感情的に怒り出す経営者
・毎日、朝から機嫌が悪い夫(妻)
・子供からの質問に、目を合わせずにスマホを見ながら答える親
これら全て、情動(感情)の認知や管理ができない、共感する力が弱い
ということが原因です。
すぐにキレる上司に、ついて行こうとは誰も思いませんし、
朝から機嫌が悪ければ、夫婦の会話は減ります。
そして、伝えても興味を示してもらえないなら話しても仕方ないと
子供は自然と学びます。
特に最近のニュースで多いのが、煽り運転ですが、これも原因は
すぐに、カッとなってしまい感情に支配されてしまうことですよね。
その結果、ドライブレコーダーが売れまくる。
そう考えると、30年経った今の方が、情動教育の重要性は増して
いるのかもしれませんね。
何をやっても上手くいかないと感じている方、まずは自分の感情と
向き合ってみる。その時に何を感じているのかを認識することから
始めてみると良いのではないでしょうか。