両利きの経営

両利きの経営 「二兎を追う」戦略が未来を切り拓く です。

発売は2019年2月ですので、もう3年以上が経過していますね。
ずっと気にはなっていたのですが、このタイミングでやっと読む機会を得ました。

「二兎を追う」と言えば、日本人なら誰もがすぐに思い起こす言葉として
「二兎を追う者は、一兎も得ず」ですので、きっとそうならないための妙案が
書かれているのだろうと思わずにはいられません。

両利きの経営をするにはどうすれば良いのか。
なぜ、両利き(二兎を追う)の経営が必要なのか。
について具体的で豊富な事例を挙げて解説されておりました。

なんだか内容は、ビジョナリーカンパニーに書かれていた事と共通するように
感じました。経営の原理原則は変わらないという事なのでしょうか。

いきなり二兎を追うこと。やみくもに二兎を追うことを進めている訳ではなく、
一兎を追い続けた結果、二兎も得ることができる。
二正面作戦が成功すると説いている訳ではないことに注意が必要ですね。

ちなみに、この本を読み終えた直後に、あるお店で「二兎」という日本酒を
頂く機会がありました。

こちらは、二兎を得たとても美味しいお酒でした笑